人気ブログランキング | 話題のタグを見る
一陽という名前

《阿蘇宇太郎(仮名)という政治家》
 阿蘇宇太郎という政治家は何かというとマスコミを揶揄します。
 そんなに嫌いならばマスコミを相手にしなければよいのですが、実はとても気にしている……。
 そのわけいかんとなれば、この傲慢男は傲慢であるが故に絶えず己の権力をチェツクする必要があるのです。そうしないと不安なのです。
 ですからマスコミを悪しざまに罵ることで己の権力を確認しているのです。
 またどんなに当選回数を増やしても、それがその政治家が清廉潔白であり、有能であるという証左にはなりません。

《サドウとチャドウ》
 茶道はサドウですよね。ところが今のアナウンサーはチャドウと読むんですよ。わたしが間違えているんですか⁉

《一陽という名前》
 わたしは前座二つ目の頃は一陽を名のっていて、昭和62年真打昇進時に二代目神田愛山を襲名しましたが、今度浪曲の女流に一陽ができたそうですね。
 わたしが以前一陽を名のっていたことを知ってか知らずかはわかりません。多分偶然の一致だろうとは思いますが、こういう場合いちばん困りますのは今後一陽が講談の名前ではないと思われてしまうことで、講談ファンの困惑を打ち消すためにも、あえてこの一文を呈した次第です。講談の一陽は生きています(といっても誰も継がないかもしれませんが(笑))。

『講談カフェ昼席』
6/20(火)13:15
らくごカフェ(千代田区神田神保町2ー3古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより)
2000円(1ドリンク付)
(問・予約)
rakugocafe@hotmail.co.jp電話03ー6268ー9818らくごカフェ
神田梅之丞・神田紅純・神田あおい・神田春陽(仲入り)神田愛山
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

# by aizan49222 | 2023-06-15 22:41 | 愛山メッセージ
儚い夢

《異国のスタッフ》
 コンビニは商品が均一化されていて安くもありませんので、わたしは原則として公共料金の支払いのみに利用しています。これは便利です。
 が、先日いつものコンビニを訪ねた際に店員さんが異国の方ばかりになってしまっていたことには驚きました。
 そして心配性のわたしは、もし彼らが不慣れなレジ操作を誤ってしまった場合に、はたしてちゃんと話が通じるだろうかと、ことが金銭だけに不安になり、あわせてたとえばクリニックを受診したときの担当が異国のスタッフであった場合に、ことが体の問題であるだけに自分の症状が相手に正確に伝わるだろうかとも不安になりました。

《運動会》
 わたしは運動が苦手で子供の頃は運動会が大嫌いだったのですが、今は近くの中学校で運動会をやっていると必ず覗きます。
 リアルタイムでは楽しめなかった運動会を、この年になって楽しもうとしているのです。
 そしていつも「これからなんだなあ。この子たちの将来はこれからなんだなあ」と甘酸っぱくももの哀しい気分に浸ってしまうのです。

《儚い夢》
 もし移住できるなら平家落人の里で暮らしてみたいと儚い夢を抱くようになりました。

《合同公演の老舗》
 『講談カフェ昼席』は日本講談協会、講談協会合同公演の老舗です。
 ぜひとも老舗の味をお楽しみください(笑)。

『講談カフェ昼席』
6/13(火)6/20(火)13:15
らくごカフェ(千代田区神田神保町2ー3古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより)
2000円(1ドリンク付)
(問・予約)
rakugocafe@hotmail.co.jp電話03ー6268ー9818らくごカフェ
6/13(火)神田紅希・神田真紅・一龍斎貞寿・神田織音(仲入り)神田愛山
6/20(火)神田梅之丞・神田紅純・神田あおい・神田春陽(仲入り)神田愛山
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

# by aizan49222 | 2023-06-07 12:28 | 愛山メッセージ
『神田愛山・昼の茶会』と『神田愛山独演会』

《虚弱心質(造語)》
 治療のために整形外科に行ったまではよかったのですが、月始めということをウッカリして月代わりに提示しなければならない保険証を忘れてしまいました。
 窓口で「次回お持ちくだされば結構です」といわれましたが、わたしは間違えてしまった自分を強く責めますし、また次回までの負債を背負わされてしまったようで気持ちが悪く、そういうことができない性分なのです。
 持ったが病で虚弱体質ならぬ虚弱心質なのです(笑)。

《神田愛山・昼の茶会》
 今月の『神田愛山・昼の茶会』は侠客伝の醍醐味「男気」がテーマです。ごゆるりとどうぞ。

『神田愛山・昼の茶会』
6/29(木)14:00
らくごカフェ(千代田区神田神保町2ー3古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより)
2000円(1ドリンク付)
(問・予約)
rakugocafe@hotmail.co.jp
電話03ー6268ー9818
らくごカフェ
愛山演題~清水次郎長伝二席
「羽黒の勘六」
「小川の勝五郎の義侠」

《骨の音》
 知人から「あと幾度カサカサカサと骨の音」という川柳を送っていただきました。
 この方はわたしが演じる結城昌治原作「骨の音」の大ファンで、カサカサカサというのは、この作品の命といってよい骨の音の擬音ですが、わたしが引退か死で高座を離れるまでに、あと何回骨の音を聴けるだろうかという思いを詠んでいただいたものです。
 考えてみれば高座にかけるすべての読み物が、これで最後になるかもしれないという年齢になってしまったようです(笑)。
 今夏も「骨の音」の読み始めは独演会からです。残席超僅少となっております。ご予約願います。

『神田愛山独演会』
7/28(金)19:00
らくごカフェ
2700円
(問・予約)
03ー6268ー9818
rakugocafe@hotmail.co.jp
らくごカフェ
【愛山演題】
花川戸助六伝(九)「助六の大難」
結城昌治原作「骨の音」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

# by aizan49222 | 2023-06-03 20:30 | 愛山メッセージ
神田愛山怪談二席会

《言葉の規制》
 昔の舞台喜劇の再放送を観ておりましたら、何ヵ所もピー音が入ってウケの言葉が消されておりました。差別用語と判断されてしまったのでしょう。
 こうした差別の意志のない言葉でさえ封じてしまういきすぎた規制は間違いなくこの国から芸能を消してしまうでしょう。まったくイヤな世の中になりました。

《神田愛山怪談二席会》
 今年はここのところやっていなかった読み物を可能な限り読んでみようと心がけておりますが、らくごカフェさんから怪談会を依頼されたのを幸い「小幡小平次」を高座にかける気になりました。
 わたしのこの読み物を聴かれた方は少ないはずです。ご予約をお願いいたします。

「神田愛山怪談二席会」 
7/9(日)18:00
らくごカフェ(千代田区神田神保町2-3古書センタービル5F……ビル裏口エレベーターより)
2700円
(問・予約)
03ー6268ー9818
rakugocafe@hotmail.co.jp
らくごカフェ
愛山演題「小幡小平次」他一席
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

# by aizan49222 | 2023-05-29 11:06 | 愛山メッセージ
7月の神田愛山独演会

《レディファースト》
 さまざまなケースにおける男女平等問題を考える政治家や市民活動家の方々は、どうして「女性を優先させるレディファーストは、女性を上位において男性をかしずかせる差別思想にほかならないからやめましょう」といわないんですかね。
 レディファーストに対する反論を、わたしは一度も聞いたことがありません。
 ちなみに講談界は超のつくレディファーストの世界です(笑)。

《時代劇への共通認識》
 この国が培ってきた時代劇の伝統を見事にぶち壊してしまったのが「どうする家康」です。これは時代劇ではありません。が、これからの若者はこれを時代劇と思ってしまうでしょう。
 ですからわたしはささやかな抵抗を示すことにしました。
 それはこのドラマを時代劇と認める若手講談師諸君は、わたしのところに稽古に来ないでください。時代劇への共通認識をもてない者に稽古はつけられません。感性がズレすぎていて、わたしの芸に対する思いが伝わらないからです。

《その日の上野広小路亭昼席》
 その日の上野広小路亭昼席は日本講談協会の定席で、わたしがトリ。
 「本多出雲守の討死」がバカウケして読み終えた後気まぐれに両手でVサインを出しましたら、客席で手を振るオバサマ多数。
 わたしもすかさず手を振り返して、さながら歌謡ショーのフィナーレと化してしまいました(笑)。
 講談の世界は高座も客席も本当に変わってきました。

《7月の神田愛山独演会》
 「花川戸助六伝」は5月分を含めて残り三席です。お聴き逃しなきように。
 そして今年も大好評をいただいている夏の講釈場の風物詩「骨の音」をお聴かせする季節となりました。ご堪能願います。

『神田愛山独演会』
7/28(金)19:00
らくごカフェ(千代田区神田神保町2-3古書センタービル5F……ビル裏口エレベーターより)
2700円
(問・予約)
03ー6268ー9818
rakugocafe@hotmail.co.jp
らくごカフェ
【愛山演題】
花川戸助六伝(九)「助六の大難」
結城昌治原作「骨の音」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

# by aizan49222 | 2023-05-23 11:11 | 愛山メッセージ