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5月の神田愛山独演会
《掛け持ち》
 寄席の掛け持ちにあらず。歯医者→眼医者→整形外科の掛け持ち。助けてくれー(笑)!

《腹を括った小説》
 遠藤武文さんの「狙撃手のオリンピック」を読みますと、IOC(国際オリンピック委員会)委員に綺麗事は通じず、オリンピックは金で買うものだということがよく解ります。
 また上がこういう体質ですから国内候補地を決めるJOC(日本オリンピック委員会)も押して知るべし……らしいです。
 この作品は2016年の刊行ですが(光文社)ここのところのJOCのゴタゴタをみれば、その体質は変わっていないということが再認識されます。
 他の作品もそうですが、遠藤さんは腹を括った小説を書かれる方です。

《精進》
 よく「死ぬまで頑張ってください」と無責任なことをいわれる方がいらっしゃいますが、わたしは死ぬまではやりません。
 晩年に醜態をさらすというのは、わたしのような無名の講釈師でも人生の汚点を遺すようなものですから、11月の古希の会と来年2月の芸歴50年の会はそうならないように精進いたします(笑)。

《5月の神田愛山独演会》
 講談ブームの影響もあり釈界は世代交代の波が押し寄せてきています。
 若い講釈師たちがウカレるのは構いませんが、しっかり大地に足をつけてウカレてください。
 大地に足をつけていないと、どこかに吹き飛ばされてしまいますよ(笑)。
 どうすれば大地に足をつけていられるかは、各自で考えてください。
 ……わたしが5月に申し上げる花川戸助六伝からミステリアスな流れとなり、往年の探偵小説の趣となります。お楽しみ願います。

『神田愛山独演会』
5/26(金)19:00
らくごカフェ(千代田区神田神保町2-3古書センタービル5F……ビル裏口エレベーターより)
2700円
(問・予約)
03ー6268ー9818
rakugocafe@hotmail.co.jp
らくごカフェ
【愛山演題】
花川戸助六伝(八)「牛若小僧伝次」
他一席
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

by aizan49222 | 2023-03-29 23:39 | 愛山メッセージ


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