おいどんよ、ありがとう。さようなら！

《スペースプラン更新回収課》
　昨年の暮れに２年に１度のアパート契約更新手続きの書類を送付したにもかかわらず、仲介業のスペースプラン更新回収課にふた月も放っておかれました。
　生活の基本である住居契約に借家人はどれほど神経をつかっているかを省みない、不動産業にあるまじき職務怠慢ぶりで、この会社にこういう目にあわされるのは２度目ですから、あえて実名で書きました。
　まさに中学生並みの仕事ぶりといったら中学生に失礼で、わたしのような被害者は大勢いるはずです。

《おいどんよ、ありがとう。さようなら》
　松本零士先生がお亡くなりになられました。
　わたしが高校生の頃に少年マガジンに連載された『男おいどん』は、わたしの青春のバイブルとなりました。どのくらいこの作品に救われたことか……。
　四畳半の下宿で暮らし定時制高校に通いチビで短足でメガネで、まるで女の子にモテない熊本出身の主人公大山昇太ことおいどんのようなダメな男を素材にしたペーソスあふれる講談を創ってみたいと痛切に思い、わたしの講談私小説品川陽吉伝は誕生したのです。
　まったく無名でウダツのあがらない講釈師品川陽吉……わたしは陽吉においどんをダブらせたのです。
　先生にはもう一本年を重ねたおいどんを描いていただきたかったのですが、もはや叶わぬ夢となりました。
　おいどんよ、ありがとう。さようなら！

《２/20カラオケ熱唱リスト》
１旅人よ(加山雄三)
２幻のアマリリア(同)
３あなたのブルース(矢吹健)
４新宿育ち(大木英夫・津山洋子)
５雨の新宿(同)
６高校三年生(舟木一夫)
７修学旅行(同)
８学園広場(同)
９仲間たち(同)
10君たちがいて僕がいた(同)
11高原のお嬢さん(同)
12哀愁の夜(同)
13北国の街(同)
14美しい十代(三田明)
15恋人ジﾕリー(同)
16夕子の涙(同)