11月の独演会

《ある方針(一)》
「政治家の政治家による政治家のための政治」(擬似田草履(仮名)談)

《ある方針(二)》
「従来の文化価値観がくずれて差別問題などがとやかくいわれ伝統芸が演じにくくなった場合は、ヘタな延命工作などせずに、そのまま滅びてしまったほうがよい」(品川陽吉談)

《ひきこもり》
　ひきこもりを「こもり人」と称して、今までの負のイメージではなく「みなさんを温かく見守っていますよ」とイメージチェンジを図る行政があるそうですが、これは大変な間違いで、ひきこもりの根底には甘えがあり、それが証拠に彼らは自分が死ぬ環境ではないということを見定めてからひきこもります。
　ですからそんな彼らをこもり人とかいって、さらに過保護にすると逆効果しか得られないと、わたしは思います。

《11月の独演会》
　「花川戸助六伝」は物語の折り返し地点にさしかかります。
　また後席の「二度目の清書」は赤穂義士伝の白眉であり、毎年冬になり赤穂義士伝の季節になりますと、この11月の独演会を皮切りにして「二度目の清書」を読み始めます。
　お早めにご予約願います。

『神田愛山独演会』
11／25(金)19:00
らくごカフェ(千代田区神田神保町２－３古書センタービル５Ｆ……ビル裏口エレベーターより)
2700円
(問・予約)
03ー6268ー9818
rakugocafe@hotmail.co.jp
らくごカフェ
【愛山演題】
花川戸助六伝(五)「寺西閑心」
赤穂義士伝「二度目の清書」