ラジオと卵かけご飯

《完売御礼》
　９/30の「神田愛山独演会」は完売となりました｡有難うございます。

《不思議な日本語》
　政治家や医者は責任をとらされることを恐れて､時としてまことに不思議な日本語を使います。
　医療現場の仕事が大変だからコロナ陽性者の全数把握を定点把握に改めようという動きの中、日本医師会が「全数把握の利点を保ちながら見直しをすべき」と、まったく滅茶苦茶なことをいってます｡
　全数把握をやめるということは全数把握の利点を否定するということですよ。
　ですから全数把握の利点を否定しつつ保つなどという、こんな矛盾した論理が成立するわけがありません。
　戦争中の「陣地を死守しろ」という命令と同じです。死んで守れるわけがない……。

《国税庁詐欺メール》
　国税庁の名を騙った詐欺メールが横行しているというのに、この省庁は何の手も打っておらず、国民無視も甚だしい｡
　だから税金をまともに払いたくなくなるのですよ｡

《ラジオと卵かけご飯》
　文明といわれるものはラジオしかなかったわが家にテレビが入ったのは小学校１年のときで、また食卓も貧しく、よく卵かけご飯を食べたものです｡
　しかし今思えばあの頃が妙に懐かしい……。
　ですからわたしは人生の晩年にラジオと卵かけご飯さえ残れば充分だと思っています。
　人生の原点回帰です。

《来年の手帳》
　日曜日から始まる来年の手帳を買いました。
　まだ来年も現役で高座がつとまると思っているようです(笑)。

《神田愛山の会in墨亭》
　９月の向じま墨亭での神田愛山の会の謳い文句は「新作の切れ味、古典の奥行き」といたしました。
　10日はわたし以外にはこなせないであろう「ご近所大戦」。名作「骨の音」。
　11日はおなじみの主人公で古典の醍醐味を味わっていただきます。
　両日共残席僅少ですので、お早めにご予約願います。

『神田愛山の会in墨亭～９月の愛山２DAYS』
９/10(土)～11(日)14:00
向じま墨亭(墨田区東向島１ー10ー20)
各3000円
(予約)
ticketbon@yahoo.co.jp
オフィスぼんが
10(土)「(露地野裏人作)ご近所大戦」「(結城昌治原作)骨の音」
11(日)「(太閤一代記)柿のご意見」「(難波戦記)真田の入城」