講談まぐろや亭・神田愛山の会

《風変わりな客》
　客席における無断録音撮影は犯罪行為ですし、スマホの操作やメモをとるなどは迷惑行為ですが、とうとう最前列に陣取って双眼鏡で高座を見る人が現れました。
　演芸の聴き方を知らないまことに風変わりな客で、バードウオッチングと勘違いしているのか(笑)悪意のないのはわかりますが、最前列で双眼鏡で覗かれたらやりにくいんですよ。
　どうしても双眼鏡で見たければ最後列にお座りください。最前列では女流がイヤがりますよ(笑)。

《昭和の歌謡曲》
　人それぞれに好みはありましょうが、わたしにとっての昭和の歌謡曲は春日先生の「赤いランプの終列車」と舟木大先輩の「東京は恋する」につきます。

《トムとジェリー》
　ジェリーはいつも明るく弾むように歩いています。トムという親友を得て素晴らしい人生を歩んでいるのでしょう。羨ましい限りです。

《佐藤という姓の聖地化》
　栃木県佐野市が佐藤という姓のルーツであり、その「佐藤という姓の聖地化」を目指していろいろイベント企画を立てているようですが、佐野の出身であり、佐野で25回の独演会を開き、本名佐藤のわたしのところには何の依頼もありません(笑)。
　嗚呼、無名芸人の何と惨めであることよ(笑)！

《講談まぐろや亭・神田愛山の会》
　今回は結城昌治先生の「仕立屋銀次隠し台帳」の連続と他一席。重い読み物と軽い読み物の読み分けです。
　これがわたしのバランス感覚で、技量を問われるところ。

『講談まぐろや亭・神田愛山の会』
4／7(木)19:00・8(金)19:00・9(土)15:00
名古屋・日比野場外市場まぐろや（名古屋市熱田区千代田町17ー8）
１日券3000円（通し券7500円）
必ずご予約ください。携帯電話の電源をお切り願います。無断撮影録音禁止。中学生未満入場お断り。またくれぐれも手洗い消毒・マスク着用にご協力願います。
（問・予約）090ー1742ー6656萩原
連続!!結城昌治原作「仕立屋銀次隠し台帳」
7(木)「（一）のんべ勝の藪入り」「（寛政力士伝）越の海」
8(金)「（二）目細の安吉恋の中抜き」「（難波戦記）本多出雲守の討死」
9(土)「（三）けむ秀と万年小町」「（太閤一代記）長短槍試合」