神田愛山・宝井琴調～冬の会

《金を宇宙に捨てる》

　金を溝に捨てるという言葉がありますが、大金を投じて宇宙ステーションに12日間止まり大喜びしている実業家がおりますな。
　こういう輩は金の使い方を知らないのですよ。金持ちが金の有難みを知っているとは限りません。この男は金を宇宙に捨てました。
　……本当に金の有難みを知っている人は宇宙旅行などはせずに講釈場を建てます(大笑)。

《鉄槌》
　各地で争われている「生活保護引き下げ訴訟」で、各裁判官は判決文をコピペして、同じ理由で判決を下していたようですな。
　まったくの手抜き裁判ですが、この国の裁判官がここまで低レベルであったとは、まったく知りませんでした。裁判官に鉄槌を!

《ワクチンチャンポン》
　過去2回ファイザーを接種した人でも3回目はモデルナの可能性が高くなるそうですが、これじゃワクチンのチャンポンじゃないですか。チャンポンは悪酔いしますよ(笑)。
　それに2回目接種から8か月後に3回目接種だったはずが、いきなり6か月後に前倒しされたり、まったく行き当たりばったりで基準もヘッタクレもあったものじゃありません。
　要するにコロナはまだよく解明されていないのですな。
　だから国のお偉方は製薬会社の言いなりになってしまい、ワクチンさえ国民に接種させておけば、自分たちの仕事は完結したと思っているのでしょう。

《先陣を切った会》
　今、日本講談協会と講談協会合同公演の企画がいくつか立ち、実際に活動を始めた席もありますが、この合同公演の先陣を切ったのが、わたしが企画した『講談カフェ昼席』です。
　平成24年1月が初回ですから、もう10年になります。
　あまりこういう自慢話めいたことはいいたくないのですが、まともな取材をしない記者が的はずれなことを書きますので、この際ハッキリと書いておきます。

《神田愛山・宝井琴調～冬の会》
　この会を天国の芦州先生が知ったら何とおっしゃるか(笑)。
「へえー、おまえら二人が釈場の最後の生き残りになってしまったのかい。こいつあ驚いた。釈場の匂いを令和の客に伝えたいだと。あんまり難しいことをいうんじゃねえ。でも、ま、頑張んな」
　とでも、セブンスターを吸いながらさつま揚げを肴に一杯やりながらいっていただけたら御の字(笑)。
　お早めのご予約をお願いいたします。

『神田愛山・宝井琴調～冬の会』
2／4（金）18:30
らくごカフェ（神保町駅A6・神保町交差点古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより・降りて左・千代田区神田神保町2ー3）
3000円
乞予約!（問・予約）rakugocafe@hotmail.co.jp電話03-6268-9818らくごカフェ
「ボロ忠」愛山
「白隠禅師」琴調
（仲入り）
「小仏峠」琴調
「真田の入城」愛山