トム＆ジェリーの贈り物

《江戸女狸奉行への啖呵》
　長い間休養していた江戸女狸奉行が休養中にマスコミが流した重体説、辞任説に『いい加減なことをいうな』と怒っていましたが、
「いい加減なことをぬかしてるのはテメーのほうだ！テメーこそ昔はなんだ！そのいい加減なマスコミの中にドップリつかり、いい加減なキャスターとして名前を売って、いい加減な政治家になれたんだろう！木下ナントカとい不祥事議員を推薦した責任もとらず、テメーもいい加減なマスコミと同じ穴のムジナだということを忘れるな！一体自分を何様だと思ってやがる！この身のほど知らずの大馬鹿野郎！」
　……侠客伝の啖呵はストレス発散になりますな(笑)。

《合法の非正義》
　推理小説界の巨匠高木彬光先生は「神津恭介への挑戦」（平成三年・出版芸術社）の中で作中人物に「違法の中にも正義はある」と語らせておられますが、我が意を得たり。まさにその通り。
　違法の中の正義とは「そういう状況だったら、私もその人を殺すよ。気持ちは解るよ」といわれる犯罪のことですが、今の裁判は「合法の非正義」で、裁判官はただ法律を守っているだけで、正義を守っているわけではありません。
　そうでなければ犯罪者の厚生ばかりを鑑みて、被害者の悲しみは解さず、1人殺しただけでは死刑にしないなどと、遺族の神経を逆なでするような、そんな殺され損のようなバカな判決が出るわけはありません。
　法律は正義の条文化ではなく、裁判は正義の行使ではありません。

《トム＆ジェリーの贈り物》
　先日の誕生日独演会では、大勢の方からトムジェリグッズをプレゼントされました。本当に有難うございました。おかげでいい冥土の土産ができました(笑)。

『講談まぐろや亭・神田愛山の会』
12／6（月）19:00・7（火）19:00
名古屋・日比野場外市場まぐろや（名古屋市熱田区千代田町17ー8）
1日券3000円（通し券5000円）
必ずご予約ください。無断撮影録音禁止。中学生未満入場お断り。またくれぐれも手洗い消毒・マスク着用にご協力願います。
（問・予約）090ー1742ー6656萩原
愛山演題
6（月）「笹野権三郎焼餅坂の虚無僧」「清水次郎長伝（大団円）仁吉の焼香場」
7（火）「笹野権三郎海賊退治」「（赤穂義士銘々伝）大高源吾」