よいお年を

《六畳庵》
　座付作者露地野裏人さんに乞われて久しぶりに自宅講談会六畳庵を開きました。お客さんは彼一人。
　どうしてもわたしの赤穂義士伝を聴きたいからとの依頼に応えたものですが「お客さんが講釈師を座敷に呼ぶのではなく、講釈師がお客さんを座敷に呼ぶ」をキャッチフレーズに始めた六畳庵を10年は続けましたかねえ。
　座敷が本とダンボールで一杯になり庵を開じましたが、こんな会も企画したんだと妙に懐かしくなりました。

《浮き世離れ》
　現場の血の出るような苦労を何も知らない感染学者や政治家が自粛を勧め要請しますから、世の中がてんてこ舞いするのです。
　本当に浮き世離れしている連中で、この人たちは学説や政策だけが大事なので、そこに現実認識はありません。

《秘書の自殺》
　さ、またぞろ東京地検特捜部が前最高権力者を取り調べるという馴れ合いが始まりましたよ。
　こんなもの世論を考えて形式を整えているだけのことで、お定まりの秘書の自殺で幕引きでしょう(笑)。
　そんなことはないというなら証拠をみせてください。

　どうかみなさま、よいお年を。

『神田愛山・宝井琴調～冬の会』
2／5（金）19:00
らくごカフェ（神保町駅A6・神保町交差点古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより・降りて左・千代田区神田神保町2ー3）
3000円（ブログプリント持参割引有り）
※ご予約願います（問・予約）rakugocafe@hotmail.co.jp　電話03-6268-9818（平日12:00～18:00）らくごカフェ
「（清水次郎長伝）羽黒の勘六」愛山
「杉山和一伝」琴調
（仲入り）
「（大岡政談）万両婿」琴調
「赤穂義士勢揃い」愛山