「向じま・墨亭」での神田愛山の会

《究極のナルシスト》
　大麻で逮捕された伊勢谷クンは、まだ逮捕されたという実感がないようですね。
　保釈で出てきた彼の姿をテレビで見ましたが、立ち居振る舞いにステージに立ってるような気取りがあります。
　この人は究極のナルシストですね。

《ねい姦邪智（じゃち）の策士》
　ねい姦邪智の策士とは顔は穏やかながら腹黒く邪（よこしま）な考えをもった策士のことで、講談では「この本多上野介正純は後に三代将軍家光公のお命を宇都宮吊り天井にて奪い取らんとしたほどのねい姦邪智の策士」といった具合に使いますが、日本学術会議推薦の学者6名の任命を拒否した巣蛾草履（仮名）の報に接したときに、まっ先に浮かんだのが、この言葉でした。
　政府に都合の悪い学者をあらかじめ排除したねい姦邪智の策としか考えられないではありませんか!
　それにしてもどうしてこんなにこの人の支持率が高いのかが、わたしには理解できません。みなさん策士の術中にハマってしまったのかな……(笑)。

《「向じま・墨亭」での神田愛山の会》
　3日連続の独演会です。前回に続いてジャンル別に読み分けます。こういう会は墨亭以外ではできません。ぜひご来場ください。

『神田愛山の会』
11／21（土）22（日）23（月）14:00（13:30開場）
向じま・墨亭（墨田区東向島１ー10ー20）
3000円
連日愛山二席。15名。
11／21（土）「（武芸物）和田平助鉄砲切り」「（修羅場）鉢の木」
11／22（日）「（世話物）蜀山人」「（御家騒動赤穂義士銘々伝）勝田新左衛門」
11／23（月）新作二題「（結城昌治原作）不可抗力」「（講談私小説）出身地」
予約・問:オフィスぼんが080ー1327ー5615　ticketbon@yahoo.co.jp「お名前・電話番号・枚数」をお知らせ下さい。メールのほうが確実です。会場は永井荷風が愛した曳舟（ひきふね）の旧色街鳩の街商店街にある元化粧品店の二階座敷です。