講談ブーム

《損保会社》

　交通事故をおこしてしまったときに「お客さまに代わって先方におわびいたします」ということを売り文句のひとつにしている損保会社がありますが、こういう場合は本人がわびればこその誠意でしょう。
　およそこんな小賢しいことをいってる会社は信用できないぞと思っておりましたら、はたして損保会社ほど支払いを渋るところもなく、支払わなくてもすむという動機から殺人事件にまでも発展したミステリーを読みました。
　くれぐれも損保会社選択にはご注意あれ。

《現代のお局》
　壁心臓草履夫人（仮名）は駄菓子屋の娘として生まれ、今は料理屋を経営しているそうです（草履大臣の女房が飲み屋のオカミになることが許されるとは衝撃的な驚きです）。
　が、街の噂によりますと、その店は料理屋どころか陳情の場と化してしまい、夫人は大勢の陳情者たちに頭を下げられ続けているそうです。
　まさに現代のお局様です。

《自粛》
　果糖厚労大臣（仮名）よ、コロナウイルス対策のために、国民に各種イベントの自粛を求めるなら、まず先に国が範を示してくれ。オリンピックを自粛してくれ!
　……仮に開催したとしても選手を送らない国もありましょうし、外国客も来ないでしょう。中止が1日でも遅れれば、それだけ被害が増えるだけです。

《講談ブーム》
　3月の独演会から「双喋々廓日記」の連続に入ります。この読み物は世話講談の真髄と申せましょう。せっかくですから最初からお聴きください。
　ただ講談ブームといわれる昨今、これからはご定連も「愛山（あいつ）の会ならいつでも入れる」と侮ることなく(笑)すみやかなるご予約が肝要と思われます。以上老婆心まで。

『神田愛山独演会』
3／27（金）19:30
らくごカフェ（神保町駅A6・神保町交差点古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより・降りて左・千代田区神田神保町2ー3）
2300円（ブログプリント持参割引有り）
愛山演題「双喋々廓日記（一）与五郎の勘当」他一席
予約03ー6268ー9818らくごカフェ