よくも悪くも松之丞は令和の信長です

《よくも悪くも松之丞は令和の信長です》
　「よくも悪くも松之丞は令和の信長です」と、このあいだの独演会で論じましたところ、だいぶSNSで反響を呼んだようです。
　我ながら的確な表現だったと自画自賛しておりますが、さらにこのことを証明するためには本物の信長同様松之丞にも壮絶な最期を遂げてもらわねばならないわけですが(笑)その前にこちらが悲惨な死を遂げてしまうことは間違いないでしょう(笑)。
　ところでこの会はわたしが松之丞をどう語るかということに注目が集まり、いわゆるにわか客（良質の方々でしたが）の予約が殺到して（こうしたことはやむを得ないこととはいいながら）従来のご定連たちの大半が入場できないという結果になってしまい大変に申し訳なく思っております。
　が、これからはご定連たちも「愛山（あいつ）の会ならいつでも入れる」と侮らず(笑)早めの対応をお願いいたします。

《愛山・琴調～冬の会》
　某熟女講釈師(笑)が「愛山先生が北斎で、琴調先生が文晁」と、楽屋でのたまいましたが、これはうまいことをいったものだと思わず唸りました。
　頑固偏屈奇人で知られる北斎がわたしで、温和で社交家の文晁が琴調さん。まさに言い得て妙です。
　この二人がタッグを組めば怖いものはありません(笑)。冬の会へのご来場を伏してお願い申し上げます。
　……7日遅れのバレンタインチョコもお受けいたしますよ(笑)。

『神田愛山・宝井琴調～冬の会』
2／21（金）19:00
らくごカフェ（神保町駅A6・神保町交差点古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより・降りて左・千代田区神田神保町2ー3）
2500円（ブログプリント持参割引有り）
「（寛政力士伝）谷風の情相撲」愛山
「銘刀捨丸」琴調
（仲入り）
「（赤穂義士銘々伝）三村の薪割り」琴調
「（結城昌治原作）無宿人勝蔵」愛山