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未読の結城短編
《五輪チケット》
 五輪チケットはインターネットをやらない者には入手が難しいようですね(最終的には窓口でも販売するようですが、それらは不人気の売れ残りチケットでしょう)。
 わたしはインターネットをやりませんので(このブログはわたしがガラケーで原稿を書き送り、知人のパソコンで公開してもらっております)五輪チケットは入手できません。
 パソコンをやらない高齢者はオリンピックからはじかれてますね。
 ……そう、そう、街の噂によると、今一番利権がからむのがオリンピックだそうですね。さぞかし関係者は笑いが止まらないことでしょう。

《NHK》
 わたしのところへもきたことがありますが、NHKの集金人の恫喝はヤクザと同じで、電話のオペレーターは木で鼻をくくった応対ですし、パソコンやスマホを持っているだけで金を払えというのはミカジメ料の請求ですし、このテレビ局をぶっ壊せという発想は理解できます。
 ……しかしNHKはNHKから国民を守る党がらみのニュースを報道しませんな。
 受信料を払えというなら、ちゃんと公平に報道しなければダメですよ。

《動機の共有》
 仮に容疑者の意識が戻ったとして、京都のアニメ制作会社に放火した動機をいくら話されても理解できないでしょうね。
 が、「職員に会わせないと京アニのように放火するぞ」と、川口税務署を脅した模倣犯の動機は理解できます。
 税務署というところは年貢徴収の江戸の昔より権力の手先として一般大衆の生き血をすすってきたところであり「たしかに脅しは悪いことだけど気持ちはわかるよ。あんたもずいぶん税務署にはひどいめにあってきたんだろうね。オレんとこの税務署も脅してもらいたいくらいだよ」と、その動機を共有できます。
 この動機を共有できるのが昔型の犯罪であり、今型の犯罪は動機を共有できません。

《未読の結城短編》
 この前のブログにまだ読んでいなかった結城昌治作品として「ぼく、イヌじゃないよ」という絵本のことを書きましたが、まったくの偶然から、まだ未読の結城短編があることを知りました。
 「密室の惨劇」がそれです(「高校進学」(1961・7月号)収載)。
 単行本未収録であり、作品リストにも記載されておりませんでしたから、わたしが知らなかったのも無理もありませんが、小学館から出た「公園には誰もいない 密室の惨劇」(2017刊)で読むことができて狂喜乱舞!
 未読のままでは人生の画龍点睛を欠くところでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

by aizan49222 | 2019-08-05 15:53 | 愛山メッセージ


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