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結城昌治先生には『終着駅』(中央公論社)という作品があり、もちろん単行本も中公文庫版も所持しておりますが、講談社学芸文庫からも出ており、かねて探しておりましたが、先日古本祭で発見購入。 と、この巻末に先生の書籍リストが掲載されており、そこで35年前に河出書房新社から刊行された「ぼく、イヌじゃないよ」(絵マリー・ジョゼ・サクレ)という作品を見つけて驚いたの何の。先生が絵本まで出されていたとは……!? 先生の全作品を読破していると思っていたわたしも、この一冊だけは知りませんでした。まったく迂闊なことでありました。 すでにこの本を版元から取り寄せることは不可能になっておりますから、知人にネットで調べてもらい購入できたのは、まことに幸運というべきで、これを読まないうちは死んでも死にきれないところでした(笑)。 その結城昌治原作の「骨の音」(夏の講釈場で最高の読み物との評判をとっています)を『愛山・喬太郎二人会』で「不可抗力」(何とも皮肉な結末となっています)を『神田愛山独演会』で申し上げることにいたします。 夏が始まります。
『愛山・喬太郎二人会』 7/23(火)18:00 お江戸両国亭(JR両国駅東口歩8分・大江戸線両国駅A5歩6分・京葉道路沿い・墨田区両国4ー30ー4) 2500円(当日自由席・予約不可・ブログプリント持参割引なし) じゃんけん・神田春陽 「野ざらし」柳家喬太郎 「(結城昌治原作)骨の音」神田愛山 (仲入り) 「河村瑞軒」神田愛山 「おたのしみ」柳家喬太郎
『神田愛山独演会』 7/26(金)19:30 らくごカフェ(神保町駅A6・神保町交差点古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより・降りて左・千代田区神田神保町2ー3) 2300円(ブログプリント持参割引有り) 愛山演題~「千代田の白浪(三)藤岡藤十郎の生い立ち」「(結城昌治原作)不可抗力」
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講談師 神田愛山の公式ホームページ
by aizan49222
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