（栃木県佐野市）ギャラリー講談会～神田愛山独演会

《治らないバカ》
　権力におごる権力者は、その権力を確認するために、たとえば自分の知友人の事業に優遇措置をとるように側近に命じます。
　そうするとこうした権力者の側近はイエスマンだけでしょうから、彼らは当然この命令に従い、また亭主がバカなら女房もバカですから、女房も亭主である権力者の真似をして権力をふりかざします。
　よくバカは死ななきゃ治らないといいますが、こういう権力をオモチャにするバカは死んでも治りません(笑)。

《行司》
　わたしは子供の頃から野球の審判と相撲の行司を格好いいなあと思っておりましたが、最近の行司さんは土俵上での動きが鈍いですねえ。
　いつ取組中の力士にぶつかりはせぬかとヒヤヒヤしながら見ています。
　こんな印象をもったのは初めてです。

《ギャラリー講談会～神田愛山独演会》
　今夏の佐野講談会は三連休の初日です。関東の方は日帰りが充分に可能です。ぜひ、ぜひ、ぜひ。

『ギャラリー講談会～神田愛山独演会』
7／15（土）14:00・17:30（二部制）
栃木県佐野市まちなか活性化ビル2F市民ギャラリー（JR・東武線佐野駅改札出て左（南口）駅を背にして真っ直ぐ歩き数分正面のビル・佐野市高砂町2794ー1）
無料・予約0283ー20ー3044佐野市役所文化振興課
《14:00》
「落語」立川只四楼
「（清水次郎長伝）小政の生い立ち」神田愛山
《17:30》
「落語」立川只四楼
「（大岡政談）伊勢の初旅」神田愛山