おい、陽司、元気かい?
今、どこにいるんだよ?
もう一年も会ってないぞ。
「ガマの油」の仕事で旅か?
それともバスに乗って名所旧跡案内をしてるのか?
何だかよくわからないけど、とにかく君に会いたいと思い、会を開くことにしたよ。
オレは君が創った「犬殿様」をやることにした。
同業者が創ったのをやるのは茜作の「弱虫たちのタンカ」以来で悪戦苦闘しているよ(笑)。
春陽に阿久鯉も、君に久しぶりに会いたいから出るってさ。
あいつらは高座で君の悪口を大いにいうらしい(笑)。
こいつは聞き物だ!
だから楽屋に遊びに来いよ。
そして開演前や仲入りの時間には客席にまわってくれ。
顔なじみのお客さんが大勢いるだろう。
みんな、君に会いたがってるんだ。
話をしてやってくれよ。
……いかん、これ以上話すと涙が出そうになるから、もうよすわ。
じゃあな、当日な。
番外神田愛山独演会『神田陽司一周忌追善興行』痛恨の思い身に沁む如月の陽司御霊に語りかける日
2/18(土)18:00
らくごカフェ(神保町駅A6・神保町交差点古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより・降りて左・千代田区神田神保町2ー3)
2000円(全自由席・50席限定・ブログプリント持参割引なし)
(問・予約)03ー6268ー9818らくごカフェ(平日12:00~18:00)
注・電話予約はお席の確保のみで割引はありません。
紅佳
陽司の古典(一)「海賊退治」神田春陽
陽司の古典(二)「幡随院長兵衛」神田阿久鯉
(仲入り)
陽司の創作「犬殿様」神田愛山