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週刊文春よ、頼みます!
《安心感と不安感》
 世の中には何の根拠もないというのに「大丈夫、大丈夫」といって、物事を楽天的に考えられる人がいますが、それは親から授けてもらった安心感が意識の根底に流れているからでしょう。
 しかし子育てに失敗しますと、わたしのように堪えず脅えている人間ができあがります。
 ではどうして堪えず脅えているのかといいますと、親から安心感を授けてもらっておらずに意識の根底には不安感が流れているからと思われます。

《明るい曇り空》
 気象予報士のお姉さんが「今日は明るい曇り空になります」といっていました。
 明るい曇り空という矛盾した表現は初めて聞きましたが、面白い言葉ですねえ。
 明るくもなく暗くもなく、その中間。
 堪えず脅えているわたしの心も、せめて明るい曇り空であってくれと切望します(笑)。

《週刊文春よ、頼みます》
 原発事故で横浜に避難して、小学二年生のときからいじめにあっていた中学生A君の手記は壮絶で痛々しい限りですね。
『しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた』
 という一文には目頭が熱くなりました(手記の字が乱れて漢字が少ないのは脅えながら書いたからでしょう)。
 第三者委員会はA君の訴えを放置していた学校と教育委員会を「教育の放棄」と厳しく断じましたが、わたしはこれにA君をいじめた子供たちの保護者をも加えます。
 報道によれば子供たちは「賠償金」とか「菌」とかいう言葉を使ってA君をいじめており、これは保護者たちの普段の会話を、彼らが模倣したからではないでしょうか。
 つまり保護者たちにも原発事故で避難してきた人たちを差別する意識があったのだと思います。
 これはもういじめというよりも、学校ぐるみの犯罪でしょう。許されるものではありません。
 文春砲といわれる週刊文春よ、頼みます。徹底的に取材して記事にしてください。A君に力を貸してあげてください。

 ……今度の独演会では久しぶりに自主制作CD新巻を販売いたします。大変お待たせいたしました。10枚限定。
 
 

『神田愛山独演会』
11/25(金)19:30
らくごカフェ(神保町駅A6・神保町交差点古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより・降りて左・千代田区神田神保町2ー3)
2000円(ブログプリント持参割引有り)
愛山演題「徳川天一坊(十九)龍の夢」「(講談私小説)真剣師」
※自主制作CD販売あり
神田愛山自選講談集別巻22
「徳川天一坊(十六)紀州調べ(下)」
「徳川天一坊(十七)越前切腹」
2000円
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
by aizan49222 | 2016-11-22 14:48 | 愛山メッセージ


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