《秘密の暴露》
舛添都知事が近所の古本屋で買った書道や美術書までも資料代にしていたとして問題になっていますが、そのこととは別次元で、この古本屋の親父がペラペラペラペラ客(舛添さん)の秘密をマスコミに喋ること、喋ること!
これはよくないですよ。
顧客の秘密を暴露したりして、商売の道にはずれてますよ!
《人間の矜持》
来春、将棋のプロ棋士と人工知能が二番勝負を争う電王戦のプロ棋士側の予選に、最強の羽生名人が出場と知りました。
今年の対決はすでに山崎8段が連敗しています。
もはや将棋は人工知能のほうが強いのです。認めたくはないのですが、ここまでプロ棋士の惨敗が続きますと、認めざるを得ません。
羽生名人も負けると思います。
子供の頃から将棋を趣味にしてきたわたしは名人が人工知能に「負けました」といって頭を下げる姿を見たくはないのです。
これはもう伝統の崩壊です。
そんなことになれば将棋ファンが大幅に減るでしょうし、人工知能のほうが強ければ、人工知能同士の対局(棋譜)を楽しめばよいわけで、ヘタをするとプロ棋士という職業が、この世から消えてしまうかもしれません。
やめるべきです。
人間の矜持を保つためにも、どんなことがあってもやめるべきです。
けっして敵前逃亡ではないはずです。
……そしてどんなことがあってもやめてはいけないのが愛山・喬太郎二人会です(笑)。
日程調整はよろしいですね。
(注)東京かわら版6月号の情報で「愛山・喬太郎二人会」が6/30(金)となっていますが、これはもちろん6/30(木)の誤りですので、念のためお知らせいたします。
『神田愛山・柳家喬太郎二人会』
6/30(木)18:00
お江戸両国亭(JR両国駅東口歩8分・大江戸線両国駅A5歩6分・京葉道路沿い・墨田区両国4ー30ー4)
2000円(自由席・予約不可・割引なし)
けん玉・神田春陽
「禁酒番屋」柳家喬太郎
「(天保水滸伝)三浦屋孫次郎の義侠」神田愛山
(仲入り)
「(露地野裏人作)ご近所大戦」神田愛山
「おたのしみ」柳家喬太郎
※「ベラ 私小説掌編集」神田愛山著・B6版76頁(「ダンボールの位牌」「出身地」「ベラ」の三篇)1000円(税別)販売あり