先日図書館の廃棄図書で、過去に長編を一冊だけ読んだことのある大御所といわれる女流推理作家の短編集を入手いたしました。
小説の骨格、人物描写、トリック、意外性、いかにも女性らしい視点……と、何ひとつ文句はありません。一級のミステリーです。
……が、わたしには今ひとつの魅力が感じられないのです。
これほどまでの作家をして……です。
さほどに魅力とは正体不明なるもの……。
ご好評に応えて今度の独演会で「(講談私小説)品川陽吉遺言シリーズ(Ⅳ)」をネタ下ろしすることをお約束いたします(3/25(金)19:30・らくごカフェ・2000円)。
どうかみなさま今のうちからの日程調整をよろしくお願い申し上げます。