今度の独演会では「徳川天一坊(十一)閉門御免、越前登城」の後席として「(講談私小説)幻の襲名」をネタ下ろしいたします。
実はこの読み物はすでに15年ほど前に仕上がっておりましたが、思うところあり、今まで公表をはばかってまいりました。
が、今回その封印を解き、ネタ下ろしをいたします。
これは6月に亡くなりました弟弟子の山裕に捧げる一席になります。
講談界に波紋を投げかける結果になるかもしれませんがやむを得ません。
そしてこれからもこうして公表をはばかってきた講談私小説を「品川陽吉遺言シリーズ」として、どんどん高座にかけていくつもりです。
やはり言っておかなくてはいけないことは言っておかなくてはならないでしょう。
なお木戸にて拙著「ベラ 講談私小説掌編集」の販売、終演後にサイン会を催します。
ご来場を心よりお願い申し上げる次第です。
『神田愛山独演会』
7/31(金)19:30
らくごカフェ(神保町駅A6・神保町交差点岩波ブックセンター隣古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより・降りて左・千代田区神田神保町2ー3)
2000円(ブログプリント持参割引有り)
愛山演題「徳川天一坊(十一)閉門御免、越前登城」「(講談私小説)幻の襲名」
※自主制作CD販売あり