《旅人泣かせ》
「音響の悪い体育館で、しかも講談になじみのない人たちを前に一席やってくるなんて、まるで伝道師みたいですね」
という励ましの声を背に受けて、新潟県松之山に向かうために新幹線を越後湯沢で普通電車の上越線に乗り換えて、まずは六日町まで。
ところが上越線のドアの開閉が手動なのには驚きました。
どこにもそんな表示がありませんから、旅人は戸惑うばかり。
六日町でほくほく線(北越急行線)に乗車。
この電車には何度も乗車経験がありますが、下車駅が有人駅か無人駅かで下車方法が違います。
が、どの駅が無人で、どの駅が有人なのかの表示がないのも、時として無人駅が有人駅になりますが、それがいつなるのかわからないのも、以前と同じ。
まったく旅人泣かせの電車です。
《卒業》
「卒業」はわたしが中学の頃に大ヒットした青春物の名作といわれる映画ですが、公開から半世紀近い歳月が流れ、先日この作品を初めて観て驚きました。
まるで出来損ないのポルノ映画のようで、この映画の一体どこが名作なのか……。
主役のダスティ・ホフマンは好きな役者ですし、主題曲のサウンド・オブ・サイレンスは名曲だと思いますが、この映画はダメですネ。
『ベラ~私小説掌編集』
神田愛山・サイバー出版センター・1000円(税別)
ご購入は愛山出演席からくごカフェ(東京都千代田区神田神保町2ー3古書センタービル5F)もしくは出版社へご注文ください。
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