Aさんから、心の病に関するクリニックには「自立支援制度」というものがあり、この支援を受けると医療費に便宜が図られるということを初めて聞かされ、そのことを鬱病で通院中のBさんの耳にいれたところ、その制度のことは承知しておられましたが、
「でも私は仕事をしているので受けづらいのです」
との返事。
この瞬間わたしは仕事をしているから制度を受けられないなんて、そんなバカな話はないだろうと思い、Aさんに確認したところ、
「申請書には所得欄や扶養欄があるくらいですから、仕事をしているから制度を受けられないなんて、そんな不公平なことはないと思います」
というわたしと同意見。
しかしBさんも自らの体験から語られたことなのでしょうし、働いているから「制度を受けられない」ではなく「制度を受けづらい」といったところが、何とも微妙なところで、何かしらの審査基準があるのでしょうか?よくわかりません。
それにしても「毎朝のたうちまわって起きてます」というBさんの言葉が、今の病状を的確に表現していると思います。
『第9回高岡講談会』
4/12(日)13:30
富山県高岡文化ホール(多目的ホール・JR越中中川駅下車徒歩3分・高岡市中川園町13ー1)
1500円(ブログプリント持参割引なし・高校生以下500円)
「(ご当地講談)佐々成政」神田愛山
「(赤穂義士銘々伝)赤垣源蔵徳利の別れ」「(露地野裏人作)ワシじゃ、ワシじゃ」神門久子
「(講談私小説)ベラ」神田愛山