わたしは楽屋で一度しかお目にかかっておりませんが、神田畑の大先輩で、わたしが二つ目になる前にお亡くなりになられた神田伯山先生は「孤高の人」と評されておりました。
後年伯山先生に関する記事を新聞で読み(わたしの記憶違いでありましたら、先生には申し訳ありませんが)先生はご子息を戦争で亡くされて以来国を信用せず、そのことによって培われた信念がもたらす、独立独歩の道であったかと思われます。
わたしは最近この伯山先生の生き方に限りない憧れを抱くようになりました。
わたしもいつの日か組織を離れて独自の道を歩みたい……。
そんな願望が生まれました。
その理由については、まだ触れないでおきましょう。
『ギャラリー講談会~神田愛山独演会』
12/13(土)14:00・17:30(二部制)
栃木県佐野市まちなか活性化ビル2F市民ギャラリー(JR・東武線佐野駅改札出て左 駅を背にして数分正面のビル・佐野市高砂町2794ー1)
無料・予約0283ー61ー1164佐野市役所文化振興課
《昼》
「落語」立川寸志
「(友情美談)葛飾北斎と谷文晁」神田愛山
《夜》
「落語」立川寸志
「(赤穂義士銘々伝)赤垣源蔵徳利の別れ」神田愛山