《コンピューター名人》
コンピューターに負けた将棋のプロ五段がリベンジ対局をして、また敗れたそうです。
これで人間はコンピューターにはかなわないということがはっきりと結論づけられました。
近き将来コンピューター名人が君臨することになり、挑戦するのはコンピューターで、人間のプロ棋士は挑戦権も得られないでしょう。
将棋の伝統が消えました。
《プロの聴き手》
今の刑事ドラマはバイオレンスアクション物であって、刑事物とはいえません。
刑事物は昭和三十年代の東映の「警視庁物語」やテレビの「七人の刑事」で終わっています。
また今の時代劇は『現代劇の俳優が着物を着て、監督や演出家が命じる現代劇の演じ方のままに演じている時代物』であって、すこしも江戸の匂いが漂ってきません。
釈界(講談界)の場合も新劇や声優出身の一部講釈師たちの間(ま)は、それこそ『新劇や声優の間』であって『演芸の間』ではありません。
その理由は自我(了見)がいつまで経っても俳優や声優のままであり、講釈師の自我に転じていないからです。
ですから伝統の匂いが漂ってきません。
プロの聴き手ならわかるはずです。
「第28回コタン講談会」
9/5(金)19:30
ライブハウス四谷コタン(新宿区若葉1ー9金峰ビル101)
2000円+ワンドリンクオーダー制(ブログプリント持参割引なし)
「前講」神門久子
「(清水次郎長伝)飯田の焼打ち」「(結城昌治原作)骨の音」神田愛山
四ッ谷駅(四ッ谷見附交差点側)を出て新宿通りを上智大学とは反対の新宿方向に直進 5分程歩くと左側にジョナサンあり左折 すぐの角を右折 突き当たって左折 15m程先左側ビル1F