人間は疲労します。
当然です。
ですからミスを犯します。
しかしコンピューターは疲労しません。
当然です。
ですからミスを犯しません。
そのミスを犯す人間(プロ棋士)と、ミスを犯さないコンピューターが将棋を指したところで、とても公平な対局とはいえません。
公平な対局にしたければ、プロ棋士に「待った」を許すことです。
待ったの数は1回では少ないですし、3回では多すぎますから、2回です。
2回の待ったの権利をプロ棋士に許せば、それで初めて公平な対局が可能になるでしょう。
しかしプロ棋士が誇りにかけても待ったをするわけはなく、その誇りという感覚もコンピューターには理解できないでしょう。
……わたしも、自分の人生、待ったをしてみたい。
もしもあの日あの頃に戻れていたら……。
そんな思いを抱えながら講談人生40周年記念独演会の告知をさせていただきます。
ご来場のほど伏してお願い申し上げます。
「神田愛山40周年記念独演会」
6/14(土)
らくごカフェ(神保町駅A6・神保町交差点岩波ブックセンター隣古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターよりお乗りください・降りて左・千代田区神田神保町2ー3)
《一部》2000円(開場13:00)開演13:30
愛山演題「(難波戦記)本多出雲守の討死」「小松の嫁入り(注・小松は現阿久鯉の前座名)」
《二部》2000円(開場16:30)開演17:00
愛山演題「(天保水滸伝)笹川の花会」「(結城昌治原作)骨の音」
《懇親会》4000円・18:30
※一部、二部、懇親会通し割引7000円
※一部、二部ブログプリント持参割引あり(各部一割引)
※懇親会割引なし・懇親会参加ご希望の方は要予約(03ー3430ー6615愛山工房)