封建的な身分制度がある講談界の楽屋は独裁政権がふさわしく、根本的に民主主義は成立しません。
理屈で考えても封建制と民主主義は相反するものですし、この民主主義を成立させようとするから、いろいろと組織内に摩擦が生じてしまうのです。
そういうことに改めて気がつきました。
ところで前座修行とは、それまでの人生の自我から講釈師への自我へ移行させる期間のことですが、年配の新弟子はそれまでの人生の自我が固まってしまっていて、その自我をくずして、講釈師としての自我を組み立てることは容易なことではありません。
ですからできるだけ弟子入りは、自我に柔軟性のある若い頃のほうがよいのです。
「第8回高岡講談会」
4/13(日)13:30
富山県高岡文化ホール(多目的ホール・JR越中中川駅下車徒歩3分・高岡市中川園町13ー1)
1500円(ブログプリント持参割引なし・高校生以下500円)
「和田平助鉄砲切り」神田愛山
「長講・毒婦般若のお作」神門久子
「(いざ鎌倉)鉢の木」神田愛山
神田愛山独演会番外編
「神田愛山とアマ弟子(露地野一門)の会」
4/20(日)13:30
らくごカフェ(神保町駅A6・神保町交差点岩波ブックセンター隣古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより・降りて左・千代田区神田神保町2ー3)
2000円(ブログプリント持参割引あり)
一部アマ弟子発表会
「ご挨拶」神田愛山
「西行鼓ヶ滝」吹抜雅子
「名君と名奉行」露地野一文(神村昌志)
「毒婦般若のお作(上)」露地野ぼん子(神門久子)
(仲入り)
二部神田愛山独演会
「毒婦般若のお作(下)」「(講談私小説)ベラ」神田愛山