知人から聞いた話ですが、某雑誌が掲載した「日本ミステリーベスト100選」の中に結城昌治先生の作品が一作も入っていないというのです。
知人も憤慨しておりましたが、これは一体何としたことでありましょう!
「ゴメスの名はゴメス」「白昼堂々」「私立探偵真木三部作(暗い落日・公園には誰もいない・炎の終り)」がどうして選ばれないのか!
どういう基準で誰が選んだのかはまったく知りませんが、現推理小説界の見識のなさにはあきれかえりました。
結城昌治が選ばれない「日本ミステリーベスト100選」に信がおけるわけはありません。参考になるわけがありません。
まったく信じられない話ですが、次に信じられない会のご案内をさせていただきます(笑)。
「競演!清水次郎長伝~愛山・喬太郎・奈々福」
1/4(土)18:30(開場18:00)
お江戸日本橋亭(銀座線・半蔵門線三越前駅A10から中央通神田駅方面へ初角右折数分・中央区日本橋本町3ー1ー6)
3000円(全自由席)
予約問合わせ:090ー7001ー6867(プロジェクト福太郎)
「石松三十石船」玉川奈々福(曲師:沢村豊子)
「小政の生い立ち」柳家喬太郎
「飯田の焼討ち」神田愛山
奈々福さんのネタは「森の石松金毘羅代参から三十石途中まで」に変わるようですが、それも一興。
三席共旅をテーマにした清水次郎長伝となります。
浪花節語りに噺家と講釈師が清水次郎長伝を演じわける……まさに有史以来前代未聞、信じられない会となります。
それぞれの芸種の違いも解り、ご堪能いただけましょう。
全自由席ですが、当日は満員御礼の可能性大!
ご予約なさったほうが賢明と思われます。
ご来場伏してお願い申し上げます。