最近は「熱中症予防のために室温は28度以下に。エアコンを適切に使用してください」と、ニュースや天気予報で当たり前のようにいっています。
が、東日本大震災の年の夏は言外にエアコン使用が、まるで罪悪であるかのような雰囲気を漂わせ、節電、節電と訴え、その節電協力のためにエアコンをつけることなく熱中症で亡くなられた方が増加の一途をたどるようになってから、口をそろえて「エアコンの適切な使用を」と言い出した無責任きわまりないあの顔、この顔を、わたしはけっして忘れませんし、忘れてはいけないと思います。
彼らはエアコンのよく効いた職場で、節電協力を呼びかけていたはずです。
(室温36度の部屋で記す)