《連敗》
わたしは父親の影響で、物心ついたときから将棋を楽しんできました。
ヒゲの先生といわれた鬼才升田幸三の大ファンで、詰将棋の大家であり、定跡を無視した特異の将棋を指す清野静男にも魅力を感じていました。
ところがその将棋界が、今妙な流れになってしまっていると思います。
公式戦でコンピューターソフトと対局させているのです。
そして棋士が連敗しました。
もはや多くは語りませんが、老婆心ながら「将棋の本質と大事な伝統を見失わないでください」と一言だけ申し上げておきます。
《潮時》
とうとうわたしが使っているXPのサポート期間が切れるまで、あと一年となったそうですね。
サポート期間が切れると一体どういうことになるのか、わたしはほとんど理解しておりませんから、そのまま使い続け、それでダメになったら、そのときこそインターネットを解約することにします。
このブログにしても携帯メールで原稿を送り、管理人さんにアップしてもらっていますから、わたしはパソコンを開いてはいないのです。
今度のサポート期間切れは、長い間悩んでいたインターネットから縁を切るきっかけになりそうです。
たびかさなるアクシデント、まったく理解できない日本語表記、コンピューターウイルスの脅威、時として油断のならないHPとメールの悪意ある仕掛け……。
インターネットは命をけずります。
わたしのようなメカニックに弱い小心者には、このあたりがインターネットから足を洗う潮時でしょう。
《高岡講談会》
わたしのアマ弟子である神門(かんど)久子さんの故郷である富山県高岡市での講談会も、早いもので、今年で七回目をむかえることになりました。
今回の趣向は互いに一席ずつ申し上げたあとに、戦国風流(一)(二)といたしまして、神門さんの「秀吉と曽呂利」で、戦国武将(秀吉)と和歌。
そしてわたしの「荒茶の湯」で、秀吉没後の戦国武将(豊臣恩顧の七大名)と茶の湯の物語を聴いていただきます。
まあ一種の車読みとなりましょうか。
北陸の地に講談が芽生えつつあります。
ご来場を心よりお待ち申し上げております。
「第7回高岡講談会」 4/14(日)13:30
富山県高岡文化ホール(多目的ホール・JR越中中川駅下車徒歩3分・高岡市中川園町13ー1)
1500円(ブログプリント持参割引なし・高校生以下500円)
「(寛政力士伝)越の海」神田愛山「(笹野名槍伝)海賊退治」「戦国風流(一)秀吉と曽呂利」神門久子「戦国風流(二)荒茶の湯」神田愛山