わたしはパソコンを使うときは「かな入力方式」です。「ローマ字入力方式」は使いません。
いくら「ローマ字入力方式」のほうが便利だからといわれてもダメです。
自国語を画面に表記するときには自国語でワープロを打ち、変換するのが当たり前のことでしょう。
これは便利、不便の問題ではありません。
ところで今度の芥川賞受賞作は横書きだそうですね。
その一事で、わたしは残念ながら作品を読もうとは思いません。
そういう感性で書かれた方の作品を、わたしの感性が激しく拒絶するからです。
こんなブログや雑文の類ならばいざ知らず、わたしは日本の小説は縦書きで読みたいのです。
それが自国の文化を守ることにつながると信じています。
そしてこういうことを考えるのも、わたしが講談という伝統芸の伝承者であるからです。
わたしは後輩たちが、わたしが稽古のために貸した台本を書き写すことなく、コピーで覚えようが、なにをしょうが何もいいませんが、講談の台本を横書きにしている者がいたとしたら、厳しく注意をします。それだけは許しません。
講談に対する冒涜であるからです。
「講談カフェ昼席」
2/12(火)2/19(火)13:15
らくごカフェ(神保町駅A6・神保町交差点岩波ブックセンター隣古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより・千代田区神田神保町2ー3)2000円(ワンドリンク付・ブログプリント持参割引なし)
2/12(火)真紅・神田あっぷる・神田松之丞・神田織音(仲入り)神田愛山
2/19(火)(前座なし)一龍斎貞寿・神田あおい・神田春陽(仲入り)神田愛山