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神田愛山独演会番外編「神田愛山とアマ弟子(露地野一門)の会」
 日本映画専門チャンネルで未見の結城昌治原作「ゴメスの名はゴメス」(S42・フジテレビ版)が放送されることを知り、何十年ぶりかで、このスパイ小説の傑作を再々読しましたが、そのことで火がつき、結城作品の読み返しが止まらなくなってしまいました。
 「結城昌治の再来といわれる書き手がいるよ」と教えてくれた人もおりましたが、その作家のタイトルの付け方がわたしの趣味に合わず、古本屋の一冊百円コーナーで見かけても、どうしても手にする気がおきません。
 写真集を出した女性作家もおられるようですが、わたしはもう今の作家にはほとんど関心がありません。
 結城作品を発表順に読み返していけば数年はかかるでしょう。

 ところで今度の「神田愛山とアマ弟子(露地野一門)の会」で一文さんが演じられる「不運な男」は、実に難しい読み物です。
 これは結城先生が小説宝石の昭和三十八年三月号に「松野敬吉の場合」として発表したものを後に改題した作品ですが、きわめて地味なミステリーで、最初の稽古で一文さんはシドロモドロ。
 この先一体どうなることやらと、わたしの胃が痛くなったのですが、それからわずか六日後の二度目の稽古では、アマチュア講釈師としてはほぼ完璧に仕上げられてこられましたから、わたしは完全に脱帽!
 なんでも海外出張でお忙しい中、移動の時間を利用して、わたしがIPレコーダーに吹き込んだ「不運な男」を聴きまくられたとか。
 わたしは改めて「精進」という言葉が頭に浮かびました。
 アマチュアのお弟子さんに学ばせていただきました。
 一文さん、本番でも、ぜひその調子でお願いいたします。


神田愛山独演会番外編「神田愛山とアマ弟子(露地野一門)の会」
・10/28(日)13:30
・らくごカフェ(地下鉄神保町駅A6・神保町交差点岩波ブックセンター隣古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターよりお乗りください 5F降りて左・千代田区神田神保町2ー3)
・2000円(ブログプリント持参割引有り)
「ご挨拶」神田愛山・「(結城昌治原作)不運な男」露地野一文(神村昌志)・「(明治白浪女天一坊)爆烈お玉」露地野ぼん子(神門久子)・「(三家三勇士)和田平助鉄砲切り」神田愛山(仲入り)「(露地野ぼん子作)高校三年生」神田愛山
by aizan49222 | 2012-10-16 10:56 | 愛山メッセージ


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