《共通点》
今さらながらわたしと師匠の共通点は、生島治郎原作の往年のテレビドラマ「非情のライセンス」(天知茂・左とん平)の大ファンで、落花生が大好物ということでした。
《便箋》
大型スーパーの文具売場で、便箋を選んでいる白髪のご婦人がいらっしゃいました。リュックサックを背負って杖を突き、散歩の途中なのでしょう軽快な扮装(いでたち)をしておられます。
電子メールなどとは無縁の人生をおくっていらっしゃるのです。
(友だちに手紙を書く便箋を選んでおられるな)
わたしは瞬間的に、そう思いました。
これを文化というのです。
パソコンのインクカートリッジからは文化の香りは漂いません。
《政治家》
わたしは政治家を評価する場合に(政策などは大同小異ですから)この政治家を商人だと仮定して、この人の差し出す商品を、その人の話し方や身ぶり手ぶりから判断して(たとえ偽物をつかまされても)購入するか、しないかで決めています。
《脳内変換》
お風呂に入っていてふと何かを思いついたり、また人に軽い気持ちで何かを依頼されても、わたしの頭の中では、それらがすべて強制的な命令形となってしまいます。
ですから今思いついたことや、今言われたことが、何事によらず優先順位のトップとなってしまうのです。
それが強迫神経症者の脳内変換ですから、皆様方、ドーゾヨロシク。