大阪独演会の読み物が決まりました。慎重に考慮したつもりです。
関西の講談ファンはもとよりのこと、他の地域にお住まいの方々も、万障お繰り合わせの上、大阪見物のおつもりで、会社をサボってご来場ください。仕事をしている場合ではありませんよ(笑)。
この大阪独演会はわたしがコネもツテもない大阪で、年に一度の開催を目標にしている手弁当の会ですが、みなさまのお力で、せめて手弁当のオカズを一品だけでも添えさせてください(涙)。
お運びのほど伏してお願い申し上げます。
「忠治山形屋」国定忠治凶状旅の逸話ですが、二十年ほど前から手がけ、数年前から客席でおほめのお言葉をいただくようになりました。ダンディズムあふれる一席で、侠客伝(股旅物)の華でありましょう。わたしの大好きな読み物で、往年の東映時代劇のように仕上げてあります。
「(結城昌治原作)不可抗力」結城先生が昭和三十八年「紳士読本」一月号に発表なさった作品で、六法全書を読んでいるうちに発想なさったそうですが、いかにも結城先生らしい大人のミステリーだと思います。結末が何とも皮肉です。
「神田愛山独演会IN大阪~ダンディズムとミステリー」7/20(金)18:45
・薬業年金会館5F和室(地下鉄谷町線谷町六丁目駅4号口隣)
・2500円(ブログプリント持参割引有り)
「前講」旭堂南海・「忠治山形屋」「(結城昌治原作)不可抗力」神田愛山
・自主制作CD販売!