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「神田愛山・宝井琴調冬の会」~講釈場の匂い
 講談とは男性の骨格美であり、ダンディズムが根底に流れますが(女流講談は伝統芸である講談から派生した新しい芸能です。伝統講談の話術を応用したのです)この二つの要素が講釈場の匂いにつながります。

 わたしは琴調さんとの二人会で、その講釈場の匂いをお客さんに味わっていただきたいのです。
 琴調さんの読み物は宝井畑の名作二席。
 わたしの二席は新旧共にダンディズムあふれるものを選んでみました。
 ダンディズムとは敗者の美学であり、引かれ者の小唄でもあります。
 まったくの同期であるわたしと琴調さんが会を開くということに、とてつもない意義があるのです。伝統講談の最後の後継者であると思っています。
 ご来場のほど伏してお願い申し上げます。


「神田愛山・宝井琴調~冬の会」2/10(金)19:00
・らくごカフェ(地下鉄神保町駅A6出口・神保町交差点岩波ブックセンター隣古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターよりお乗りください 5F降りて左・千代田区神田神保町2ー3)
・2000円(ブログプリント持参割引有り)
・「忠治山形屋」愛山「間垣平九郎」琴調(仲入り)
「柳田格之進」琴調「講談私小説真剣師」愛山
by aizan49222 | 2012-02-06 23:46 | 愛山メッセージ


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