昨年の東日本大震災後、気象庁は「一年以内に首都直下型大地震がおきる」と記者会見でいっていました。
ところがそのあとからあとから、まるでヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たるかの勢いで、学者や研究者たちが次から次へと大地震予想を出し続けて自説を主張。
今ではマグニチュード7クラスの首都直下型大地震が四年以内に70%の確率で発生ということで落ち着いているようですね(すると前記の気象庁の発言は一体どうなってしまうのでしょうか。いつのまにか消えてしまったようですねえ)。
わたしはこの大地震発生を煽り立てる情報過多に、もういいかげんウンザリです。
地震に備えろといっても、どこで被災するかわからないではありませんか。覚悟をかためるか、あきらめる以外にないではありませんか。
東日本大震災以降の大地震に関する一連の報道は、間
違いなくわが国に鬱病と神経症患者を増やしていることでありましょう。
とにかくわたしは一生懸命に仕事をするだけです(みなさんも同じお気持ちだとは思いますが)。
ぜひとも「神田愛山・宝井琴調冬の会」へお越しください。
一時たりとも地震のことはお忘れください。
思考停止は、とても大事なことだと思います。
「神田愛山・宝井琴調~冬の会」2/10(金)19:00
・らくごカフェ(地下鉄神保町駅A6出口・神保町交差点岩波ブックセンター隣古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターよりお乗りください 5F降りて左・千代田区神田神保町2ー3)
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・「忠治山形屋」愛山「間垣平九郎」琴調(仲入り)「柳田格之進」琴調「講談私小説真剣師」愛山