わたしのパソコンのプロバイダーがメール機能の充実を図り、ウイルスセキュリティー会社がソフトのバージョンアップを成し終えた途端に、定期的に迷惑メールが届くようになりました。
まさかこのことに因果関係はないのでしょうねえ。あったら怒りますよ。
閑話休題。
平成23年7月現在東京の講釈師は総勢61名で、そのうちの35名は女流です。
この数字が如実に示している通りに、男性の骨格美であり、根底にダンディズムが流れる伝統芸である講談が、新しい芸能である女流講談に取って代わられようとしております。
伝統講談が女流講談に庇を貸して母屋を取られてしまった感を否めませんが、ドッコイ母屋にはまだわたしと琴調さんが目を光らせております。
古典、新作を問わず本寸法の講談をお望みのお客さんのために、我々二人が伝統講談の牙城を、そんなに簡単に明け渡すものではありません。
昭和49年春入門の同期であり、また上野本牧亭で育った最後の講釈師でもある神田愛山・宝井琴調渾身の会です。
ご期待ください。
そしてぜひともお出かけください。
「神田愛山・宝井琴調~夏の会」8/5(金)19:00
・らくごカフェ(地下鉄神保町駅A6出口・神保町交差点岩波ブックセンター隣古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターよりお乗りください 5F降りて左)
・2000円(ブログプリント持参割引有り)
・頑張れ東北!「(会津)名月若松城」琴調・「(仙台)天保水滸伝ボロ忠」愛山(仲入り)
これよりミステリーと怪談…「(結城昌治原作)喘息療法」愛山・「(真景累ケ淵)豊志賀の死」琴調