(各会のお問い合わせは03ー3430ー6615愛山工房)
「神田愛山独演会IN大阪」
・7/22(金)18:45
・薬業年金会館5F和室(地下鉄谷町線谷町六丁目駅4号口隣)
・2500円(ブログプリント持参割引有り)
・「前講」旭堂南海・「(大岡政談)伊勢の初旅」講談ショートショート二題「やかましい休日」「キッチンドリンカー」神田愛山
…自主制作CD販売
「(大岡政談)伊勢の初旅」は典型的な世話物で、わたしは三代目神田ろ山先生に教えていただきました。高調子の陽気な先生で、この講談は悲惨な読み物なのですが、ろ山先生が演じられますと、とても明るくなります。で、教わりました。落語の「唐茄子屋政談」に似ています。ぜひ聴き比べてみてください。ろ山先生には結婚披露宴の司会も教わっています。
「やかましい休日」は家でゴロッと横になっているときに訪ねてきた人があり、その瞬間に発想しました。
「キッチンドリンカー」は(あえてネタをバラしておきますが)お客さまをだまします。ですからだまされないようにしてください(さすがにこれ以上は申しあげられません)。
「久留米十畳庵」
・7/23(土)19時
・福岡県久留米市上田宅
・2000円(ブログプリント持参割引なし)
・「(結城昌治原作)替玉計画」神門久子・「(清水次郎長外伝)小政の生い立ち」「(講談私小説)安心できない男」神田愛山
「(結城昌治原作)替玉計画」は結城先生が昭和37年11月「講談倶楽部」に発表なさった短編小説で、わたしが講談にしました。結城先生はご親類の法事に出席されたときにこの作品を発想なさったそうです。今回はわたしのアマ弟子の神門さんに演じてもらいます。
「(清水次郎長外伝)小政の生い立ち」も三代目神田ろ山先生に教えていただきました。実にわかりやすくて面白い侠客伝で、落語の柳家喬太郎さんにも、わたしが教えました。「おまえさんが落語家さんに教えたのかい。そんな腕になったのかい」とろ山先生に笑われそうです。
「(講談私小説)安心できない男」は強迫神経症がテーマですが、すべてわたしの実体験を綴りながら、結末で爆笑をよぶ異色作。講談私小説の最新作です。
以上二つの会、ぜひともご来場賜りますよう伏してお願い申しあげます。