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コタン講談会
 例年よりも半月以上早く梅雨入りしたそうですが、梅雨時にもっともふさわしい怪談がシトシト読み進める「小夜衣草紙」です。
 深川の材木問屋浜田屋の若旦那源次郎に捨てられた吉原の花魁小夜衣の怨みつらみ……この講談はホラーのような脅しの恐怖ではなく、薄気味悪い怖さです。
 わたしは素噺で語り思わず背筋が凍るような薄気味悪さが怪談の真骨頂であろうと思っております。
 しかも「小夜衣草紙」は実に綺麗で上品な格調高い一席に仕上がっており、怪談を謳い文句にせずとも立派な世話講談として充分に通用します。
 また「高齢化社会」は講談ショートショートですが、わたしにしては珍しく近未来を描いた読み物となっており、バカバカしいけど面白いという評価をいただいております。
 終演後は懇親会をいたしましょう(別途料金)。ご来場を心よりお願い申し上げます。


「第15回コタン講談会」6/3(金)19:30
・ライブハウス四谷コタン(新宿区若葉1ー9金峰ビル101)
・2000円+ワンドリンクオーダー制
(四ッ谷駅四ッ谷見附交差点側を出て新宿通りを上智大学とは反対方向(新宿方向)に直進5分ほど歩くと左側にジョナサンあり左折初角を右折突き当たりを左折15m先左側ビル)
・「前講」神門久子・「高齢化社会」「怪談小夜衣草紙」神田愛山
by aizan49222 | 2011-05-28 21:42 | 愛山メッセージ


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