わたしは講釈師です。講談を読むことが仕事で、そのことで収入を得、所得税を払っています。
そのわたしが大震災の影響を鑑み、独演会の延期を決断したのは16日のことでした。
独演会は、神田愛山が神田愛山であることを試される芸人として一番大切な会です。
しかし延期は当然の判断であったと思っています。
が、他の職業のどなたもがそうなさるように、わたしもいつかは講釈師としての業務へ戻らなくてはいけません。
東日本の復興へ向けて微力ながらも懸命に仕事をしなければなりません。
そこで自宅講談会六畳庵(ろくじょうあん)の開催を下記日程に正式に決めました。
3/27(日)15:30
3/28(月)14:30
3/30(水)12:30
この大震災を機に、わたしも講談人生再スタートの決意です。