今年初めての買い物に出かけ、1/28の「神田愛山独演会」のチラシを郵送するB5サイズの封筒を購入しようと、馴染みの大型スーパーの文房具売り場に立ち寄りましたところ、何と去年まではたしかにあったB5サイズの封筒が姿を消して(売り切れていたわけではありません)A4サイズの封筒しかありませんでした。
かねて公式書類はA4サイズになったとは耳にしておりましたが、何も売り場に置かなくなるほどB5サイズをいじめることはないでしょう。
わたしはA4サイズが大嫌いなのです。
B4のように大きくもなければ、B5のように身が引き締まったスッキリ感もありません。
A4は実に中途半端で曖昧なサイズなのです。
しかしこうしたどっちつかずの日和見主義的なサイズが公式書類に取り入れられたというのは、今の世の中に確とした基準がないからでしょう。責任の所在を明確にしたくないからでしょう。
そしてそれはわたし自身の不決断で煮え切らない態度にも、よく似ています。
わたしがA4サイズを激しく嫌うのは、ひょっとするとA4サイズにわたし自身のサイズをみているからなのかもしれません。
……結局B5サイズの封筒は100円ショップで入手しましたからご安心ください(誰も心配してはいないでしょうが)。