でもクーラーはつけられません。
ドアと窓を開けっ放しにして入ってくる風で、オレには充分。
クーラーは贅沢品であり、体に悪いという思いが身にしみついてしまっているのです。
そういう育ちであるのです。
ですから就寝時と、来客のあるとき以外はクーラーをつけません。
しかしこのまま昼にクーラーをつけなければ、もはや温帯ではなく、亜熱帯と化してしまったこの国で、
熱中症にやられるのは目に見えてわかっておりますから、生命維持のためにもクーラーはつけなければならないでしょう。
しかし肉体は冷えても、心はすこしも涼しくなりません。