「神田愛山・宝井琴調夏の会」8/20(金)19時
・らくごカフェ(神保町駅A6出口・神保町交差点岩波ブックセンター隣・古書センタービル5F・千代田区神田神保町2ー3)
・2千円(ブログプリント持参割引有り)
・「おたのしみ」琴調・「河村瑞軒」愛山
(仲入り)これよりミステリーと怪談…「(結城昌治原作)骨の音」愛山・「(牡丹燈籠)お札はがし」琴調
毎度申しあげるとおりに、講談とは形式的には男性の骨格美であり、その根底にはダンディズムが流れます。
ダンディズムとは「男が格好いいと思う精神のあり方」のことで(わたしはクールな自己犠牲に強く惹かれます)女流講談とは似て非なるものですが、
今や世間的には講談といえば女流講談と思われてしまっているようです。
講談が女の職業となってしまったのです。
しかし、すくなくとも、わたしと琴調がいる限りにおいて、伝統芸である講談は滅びていません。
わたしと琴調は伝統芸である講談の最後の継承者であり、またその臨終を看取る役目を背負わされていると思っています。
この「神田愛山・宝井琴調夏の会」には前座も、ゲストも出しません。
文字通り二人だけの会です。
どうか伝統芸としての講談を心ゆくまでお楽しみください。
古きよき時代の講釈場の夜講に、皆様方をお誘いいたします。