「神田愛山独演会」7/30(金)19時
・らくごカフェ(神保町駅A6出口・神保町交差点岩波ブックセンター隣・古書センタービル5F・千代田区神田神保町2ー3)
・2千円(ブログプリント持参割引有り)
・愛山演題「鼠小僧次郎吉伝(一)小仏峠」他新作一席
「神田愛山独演会」では、今回より鼠小僧次郎吉伝をネタ下ろしいたします(全四席の予定)。
不正を働きながらも恵まれる者を憎む次郎吉に、わたしは強く惹かれました。
そしてこの平成の時代にこそ、彼のような人物に活躍してもらいたいものだと痛感いたします。鼠小僧を悪人だと思う人は、そもそも講談とは縁のない人たちです。
また自主制作CDも木戸で販売いたします。この会が、わたしの新作CDの発売日となります。ふだん持ち歩いているわけではありませんので、念のため。
なおらくごカフェマスターのご厚意により、これまでに制作した各巻を数枚ずつ店内に置かせてもらっています。わたしのCDが手に入るのは、今の日本では、このお店だけですので、これまた念のため。
「講談倶楽部」8/11(水)12(木)12時
・お江戸両国亭(JR両国駅東口・大江戸線A5出口・本所警察隣・墨田区両国4ー30ー4)
・2千円(ブログプリント持参割引有り)
・8/11(水)貞鏡・・すず・一龍斎貞寿・神田あおい・(二つ目昇進)宝井琴柑・「お題講談」神田陽司
(仲入り)神田阿久鯉・「(講談私小説『母の最期』上)親父のため息」神田愛山
・8/12(木)貞鏡・すず・一龍斎貞寿・神田紅葉・神田織音・宝井琴柑・「(講談私小説『母の最期』中)ダンボールの位牌」神田愛山
(仲入り)「(講談私小説『母の最期』下)出身地」神田愛山
母親の死に題材を得た講談私小説は三席あります。これまで単発的に演じてきましたが、こうして二日にわたって三部作を一挙に演じるのは初めての試みです。お盆にふさわしい読み物だと自画自賛。前回同様超党派メンバーによる会ですが、陽司の「お題講談」は必聴です。お客さんからもらったお題を、その場で講談に仕立てます。お題をもらってから講談にするまで時間をおきません(時間をおけば、わたしにもやれます)。まさにこの男ならではの離れ業で、東京に残る人も、東京へ遊びにくる人も、お盆はぜひ講談倶楽部へご来場ください!