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未知の人からの問い合わせ
中古屋で買ったパソコンはあります。しかしインターネットや、プリンターの接続設定は、すべて人任せ(神田○司・神田春○)で、とても自分ではできません。
 それにできるだけパソコンに触れたくありませんから、公私にわたるメールのやりとりは携帯電話に限定しています。

また固定電話の留守番機能を設定せずに、ファックスを自動受信から手動受信に切り替えてしまったのも、たとえば独演会を開いた場合などに、問い合わせ専用として番号を公開している固定電話に、未知の人から「連絡を待つ」という留守番メッセージを一方的に残されることがあります。
しかし折り返し電話をしてみても、携帯電話ならば、まず本人が出ますが、未知の人に固定電話の番号を残されても、話は厄介になるだけなのです。
 まずその電話番号が会社のものなのか、それとも自宅のものなのかがわかりませんし、しかも本人が電話に出る確率はきわめて低いのです。
ですからわたしは電話に出た相手に、わたしに問い合わせをしてきた本人への取り次ぎを頼むべく、まずわたしの氏素性を明かし、それから「わたしに問い合わせをしてきたお方を何卒電話口にお出しくださいませ」と腰を低くして懇願しなければならないのです。
しかし講釈師神田愛山と名乗りを上げても、不審人物と思われて、なかなか取り次いでもらえず、口論になったこともありました。

わたしはこうした未知の人からの、まことに身勝手なメッセージと、面倒な人間関係のトラブルを避けるために、留守番電話機能を放棄し、胡散臭い業者からの宣伝チラシが送られてくるようになったファックスも、相手を確認してから受信する手動方式に切り替えてしまったのです。

まるで一昔前に戻ってしまったかのような、わたしの決断に、事務連絡に不便で仕方がないと、楽屋の評判は悪いのですが、わたしは結構満足しています。文明が進歩しすぎるとろくなことはありません。不便に慣れれば不便でなくなります。


「神田愛山講談次郎長ツアー」

これはご一緒に旅行をしませんかというお誘いです。5/15(土)~16(日)。行き先はわたしの育ちの故郷である静岡県静岡市清水区。同級生の鮨屋で食事をして、下級生が経営するホテルで一泊という段取りです。もちろんわたしの講談(清水次郎長伝)と、アマチュア講釈師への公開稽古もつけます。2万円(交通費別)。参加ご希望の方はお早めにご連絡下さい(03ー3430ー6615愛山工房)。
by aizan49222 | 2010-05-03 22:35 | 愛山メッセージ


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