地元のホームセンターで購入した巣箱を、今まではエサなどはやらずに、ただ物干し竿の上に置いておいただけなのですが、「やはりエサはやらなければダメですよ」と稽古にきた後輩がセットしてくれました。
ミカンを半分にして割り箸で突き刺し、巣箱と一緒にビニール紐で物干し竿にくくりつけます。
そうするとたちまちのうちに効果が表れました。
雀よりも小ぶりで黄緑色の小鳥が(メジロ説が強いです)何羽も来て、エサを食べてくれるようになったのです。
まだ巣箱の中に入ってはくれませんが、本当に嬉しいものです。
しかし同じ日に車道をピョンピョン跳ねている鳩を見つけました。この鳩はどういうわけか飛べないのです。左右から走ってくる乗用車もバスもオートバイも、当然のごとくにこの鳩を避けて走ります。
と、鳩は突然向きを変えて向こう側の歩道に歩いていこうとします。
そしてドライバーたちの善意に見守られながら、鳩は無事に横断に成功しました。
これからは車道に迷い出ることもなく、どこかに潜り込んで、誰かにエサをもらいながら、天寿をまっとうすることでありましょう。
……講談は「男性の骨格美」であり、その根底には「ダンディズム」が流れます。
しかし講談独特の喋るテクニックだけは、女性でも利用できます。
このことが「女流講談」の誕生につながりました。
つまり「女流講談」とは「伝統芸である講談から派生した新しい芸能」ということになり、現代は両者が講釈場で共存しているということになります。
わたしが独演会で連続で演じている「天保水滸伝」は、まさに「講談ダンディズム」の極致だと思っています。日にちが迫ってまいりました。よろしくご来場下さいませ。
「神田愛山独演会」3/26(金)19時
・らくごカフェ(神保町駅A6出口・神保町交差点・岩波ブックセンター隣・古書センタービル5F)
2千円(ブログプリント持参割引有り)
愛山演題「天保水滸伝(六)平手造酒の最期」他新作一席…自主制作CD販売!