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神田愛山芸道五十周年三夜連続独演会

 ……真夜中に古希で芸歴50年の一人暮らしの講釈師が不器用な手つきで背中を丸めながら繕い物をしている姿は笠智衆主演の小津安二郎映画を彷彿させますな(涙)。
 その芸歴50年記念の会を、わたしは2月から向じま墨亭、らくごカフェ、イイノホールで開いてまいりましたが、まだ終わったわけではありません。我ながらかなりしつこいと思います(笑)。
 今回は6月に入っての内幸町ホールにおける三夜連続の会のご案内です。
 この「神田愛山芸道五十周年三夜連続独演会」では、わたしがこの世に残したい読み物をジャンル別に各回二席ずつ申し上げることにしました。
講談をお聴きになられる際のひとつの指標となれば幸いです。
 助演としては若手女流の有望株いちかに全日前講を任せ、鯉昇、三三、喬太郎といった人気落語家たちが日替わり出演してくれます。この人選で会の骨格が整いました。ソニー収録予定。
 4/6(土)10:00よりイープラスで販売開始となりますが、3日間通し券はらくごカフェでのみ受け付けます。ご来場伏してお願いする次第です。

『神田愛山芸道五十周年三夜連続独演会』
6/4(火)5(水)6(木)
千代田区立内幸町ホール
各日開場18:00開演18:30
3日間通し券11000円・1日券各日4000円
4/6(土)10:00よりイープラスにて発売(《注》3日間通し券はらくごカフェでのみ受付)
(問・3日間通し券申込)03ー6268ー9818(平日12:00~18:00)らくごカフェrakugocafe@hotmail.co.jp
神田愛山(各回二席)
前講:田辺いちか(全日)
《ゲスト》
6/4(火)瀧川鯉昇
6/5(水)柳家三三
6/6(木)柳家喬太郎


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

# by aizan49222 | 2024-03-19 09:48 | 愛山メッセージ
歴史

《歴史》
 事実は無味乾燥の学者の歴史。虚実は荒唐無稽の庶民の歴史。

《福祉のチンピラ》
 最近高齢者に付き添っている介助員をみかけますが、どうみても高齢者の世話をしているんじゃなくていじめているようにしかみえないんですよねえ。
 どういう資格が必要なのかは知りませんが(講習だけでいいのかな)あれではまるで福祉を嵩にきたチンピラですよ。一度睨みつけてやったことがありますが、睨み返してきましたよ(笑)。

《客と芸人の関係》
 客と芸人の関係は「100のお世辞より1回の来場」から始まります。聴きにきてくれなければ話になりません。

《火遊び!》
 和歌山での民間小型ロケットカイロス打ち上げ失敗!打ち上げ直後に爆発!すでに5回も打ち上げを延期しているし、まったく未熟な民間の技術力で人騒がせなロケットです。これが本当の火遊び!

《感性の違い》
 わたしはある作家の小説があまりにもつまらなくて途中でやめてしまったものの、その後もう一度この作家にチャンスを与えてやろうと別の作品を手にしましたが、これまた途中で放り投げてしまった経験が二人の作家にあります。
 あまりにも感性が違いすぎて受けつけないのです。
 ですから死ぬほど退屈した「千と千尋の神隠し」を撮った監督の今度のアカデミー賞受賞作などは、まったくの関心外となります。ごめんなさい(笑)。

《神田愛山独演会》
 今回演じます「ねずみ小僧次郎吉伝(二)松山の身請け」には、わたしならではの演出がありますので、お楽しみに願います。ご予約ください。

『神田愛山独演会』
3/29(金)19:00
らくごカフェ(千代田区神田神保町2-3古書センタービル5F……ビル裏口エレベーターより)
2700円
(問・予約)
03ー6268ー9818
rakugocafe@hotmail.co.jp
らくごカフェ
【愛山演題】
ねずみ小僧次郎吉伝(二)「松山の身請け」
他一席
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

# by aizan49222 | 2024-03-14 10:15 | 愛山メッセージ
講談カフェ昼席』と『神田愛山とアマ弟子(露地野一門)の会』

《お先棒》
 自衛隊員からの性的被害を訴え続けた五ノ井里奈さんが「国際勇気ある女性賞」を受賞なさったとか。文句なし!
 しかし相変わらず売名行為者が出てますな。マスコミはお先棒を担がないでくださいよ。

《我慢の人生》
 ついにキッズコーナーでトムとジェリーのトレーナーを入手しました!
 とうとうわたしが着られる子供服が誕生したのです(155~165cm)!望外の喜び……といいたいところなのですが、やはりすこしきつかったです(笑)。脱ぐときに手間どります。でも我慢します。思えばわたしは我慢の人生でしたから……(笑)。

《ホンマカイナ!》
 ある信頼に足る女性に(笑)「あなたの笑顔は大谷翔平さんに似てますね」といわれました。ユーチューブを見ていてそう感じたらしいですが、ホンマカイナ!

《講談カフェ昼席》
 今は多くの講談会が生まれ、やむを得ないこととはいいながら、よくぶつかります。
 わたしは共喰いを懸念しておりますが、講談カフェ昼席は超党派による講談会の老舗です(笑)。平日昼の講釈場は贅沢ですよ。
 なお3/12出演の真紅は二つ目として最後の講談カフェ昼席の高座となります。

『講談カフェ昼席』
3/12(火)3/19(火)13:15
らくごカフェ(千代田区神田神保町2ー3古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより)
2000円(1ドリンク付)
(問・予約)
rakugocafe@hotmail.co.jp電話03ー6268ー9818らくごカフェ
3/12(火)神田紅希・田辺いちか・神田真紅・神田春陽(仲入り)神田愛山
3/19(火)神田梅之丞・神田鯉花・一龍斎貞橘・神田織音(仲入り)神田愛山

《神田愛山とアマ弟子(露地野一門)の会》
 この会はプロの前座の代わりにアマ弟子さんたちに前方をまかせる、わたしの独演会であることに間違いはありません。客席の講談初心者に標的を合わせています。
 今回はいつにもましてアマ弟子のみなさんがヤル気満々で読み物を選択しましたので、わたしも負けずに大好評をいただいておりますドキュメント講談「小松の嫁入り」と「小松の農業祭」を二席続けて申し上げます。どうぞご予約願います。

『神田愛山とアマ弟子(露地野一門)の会』
4/14(日)13:30
らくごカフェ(千代田区神田神保町2ー3古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより)
2700円
(問・予約)
rakugocafe@hotmail.co.jp電話03ー6268ー9818らくごカフェ
《一部・アマ弟子発表会》
「ご挨拶」神田愛山
「就活物語」露地野一文(神村昌志)
「高野長英」玉井亀鶴(玉井正隆)
「西行鼓ヶ滝」露地野ぼん子(神門久子)
(仲入り)
《二部・神田愛山独演会》
愛山演題
「小松の嫁入り」「小松の農業祭」


# by aizan49222 | 2024-03-07 12:55 | 愛山メッセージ
3月の神田愛山独演会in向じま墨亭

《後出しジャンケン》
 地震の専門家は「地震は予知できない」といい、地震が起きた後に蘊蓄を垂れますが、これは後出しジャンケンと同じではありませんか!?
 これだったら何ら責任を負うことなく、出ている結果だけをみて、いかにももっともらしいことをいえますよ。汚ないですよ。

《ベビーカーの女》
 わたしはかねて電車内でのベビーカー公害を訴えてきましたが、とうとうスーパーで遭遇してしまいました。
 あの狭いスーパーの通路を我が物顔でベビーカーを押す女。
 その表情からはまるで思慮分別が欠けていました。むべなるかな。

《0800》
 アドレス未登録の携帯電話がかかってくると、ディスプレイに番号が表示されますよね。最初は3桁でハイフンとなります。「090ー」「080ー」「070ー」という具合に。
 ところが先日「0800ー」と最初が4桁でハイフンが表示された電話がかかってきました。
 もちろん迷惑電話と判断して出ませんでしたが、これはフリーダイヤルの0120と同じ扱いだそうですね。0120が使い尽くされてしまつたので、この番号ができたとか……。
 でも胡散臭い電話であることに間違いはありませんから、ブロックするか無視するのが賢明でしょう。

《よくできた漢字と大好きな漢字》
 恥ずかしながらウナサレルの漢字を初めて知りました。イヤなオニと書いて「魘される」。この漢字はいかにもそれらしく、実によくできてますね。
 あとは寂しいではなく淋しいという漢字も大好きです。

《3月の神田愛山独演会in向じま墨亭》
 3月の墨亭での独演会は2週に分けて結城昌治先生原作の「葬式紳士」に「葬式ばあさん」の葬式シリーズ(笑)2本立てです。実にユニークな物語をお楽しみください。ご予約願います。

『神田愛山独演会in向じま墨亭』
3/10(日)17(日)14:00
向じま墨亭(墨田区東向島1ー10ー20)
各3000円
(問・予約)
080ー1327ー5615 ticketbon@yahoo.co.jp
オフィスぼんが
3/10(日)「(結城昌治原作)葬式紳士」他一席
3/17(日)「(結城昌治原作)葬式ばあさん」他一席
 
 
 
 
 
 
 
 
 


# by aizan49222 | 2024-03-02 23:32 | 愛山メッセージ
二匹目の泥鰌

《脱税と納税》
 脱税しないと納税できませんな(笑)。

《特権階級》
 その人たちが抱えている事情とは別次元の話ですが、自分たちを特権階級と心得ている被害者家族会がありますねえ。本人たちは無意識でしょうが、言葉の端々で、それを感じます。長い間マスコミの取材を受け続けてきてスター意識が生まれ、自ずとそうなってしまったのでしょうが、初心に帰り、もうすこし謙虚になればいいのになあ……。

《夜席の翌日の昼席》
 昔「ナイターの翌日のデイゲームは堪える」とプロ野球選手がいっておりましたが、わたしも夜席の翌日の昼席は大層堪える年齢となってしまいました。日々加齢を意識します(笑)。

《二匹目の泥鰌》
 今度の『神田愛山・昼の茶会』では、正月に久しぶりにやりました「小松の農業祭」がご好評でしたので再演します。柳の下の二匹目の泥鰌を狙いました(笑)。
 もう一席は「(天保水滸伝)ボロ忠売り出し」侠客伝の魅力は啖呵にありましょう。

『神田愛山・昼の茶会』
2/29(木)14:00
らくごカフェ(千代田区神田神保町2ー3古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターより)
2000円(1ドリンク付)
(問・予約)
rakugocafe@hotmail.co.jp
電話03ー6268ー9818
らくごカフェ
愛山演題
「(天保水滸伝)ボロ忠売り出し」
「小松の農業祭」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

# by aizan49222 | 2024-02-26 20:48 | 愛山メッセージ