《発想の因(もと)》わたしは室温34度になっても冷房はつけません。が、さすがに避難はします。
地域センター、衣料品店、古本屋、大型スーパーの休憩所と散歩コースを巡り(話こそしませんが、行く先々で顔なじみができました。いずれも時間をもてあました定年退職者と思われますが、わたしは彼らの目にはどう写っているのでしょうか)体を冷やしてから帰宅します。
すると室温が一度くらい低くなっており、夜になると30度までは下がります。
そして就寝時になっても30度のままですと、ここではじめて冷房をタイマーセットして休みます。
ところが今夏も節電協力のために就寝中にエアコンをつけることなく熱中症で亡くなられた老夫婦がいらっしゃいました。
まことに痛ましいかぎりです。
電力会社の節電の呼びかけに協力したあげく熱中症で亡くなるなどと、一体誰がこんな人生の結末を予想しましょうや。
まさに無念やるかたなき思いでありましょう。
わたしはこういう人たちの怨みつらみを晴らしてやりたいのです。
それがわたしの新作講談を創る発想の因になります。
《講談カフェ》今月は第三火曜日のみの興行です。夏休みの方もいらっしゃいましょう。なんとしてもお出かけ願います。
数少ない若手男性講釈師神田松之丞の二つ目昇進を、まだ祝っておられない方は、とくに、ぜひ……。
「講談カフェ昼席」8/21(火)13:15
・らくごカフェ(地下鉄神保町駅A6出口・神保町交差点岩波ブックセンター隣古書センタービル5F…ビル裏口エレベーターよりお乗りください 5F降りて左・千代田区神田神保町2ー3)
・2000円(ワンドリンク付・ブログプリント持参割引なし)
真紅・一龍斎貞寿・(二つ目昇進)神田松之丞・神田織音(仲入り)神田愛山